ほとんど家にいる

フリーター時々ニートが世の中にある「死ねばいいのに」と思ったことを書きます。

孤独を抱えた人は観るべき映画「ムーンライト」

こんにちは。

 

天才チンチンデカ男こと

ショート・ローリングストーンこと

ショーちゃんです☆彡

 

えっと昨日は歌広場代々木店に一人で7時間上裸で作曲活動した後

 

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「タダマンコ」 じゃなかった!

「ララランド」を押しのけてアカデミー作品賞に輝いた

「ムーンライト」という映画を観てきた。

 

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どうせだからマネして撮ってみた。

 

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ネタバレを書きます。

 

つーかネタバレネタバレうるせーよ!

 

結末意外に興味ないのかね?

最近の若者どもは。

 

ていうか日本はそいういう映画作りなっちゃってんだよね。

小説とかも。

 

「衝撃のラスト15分!!」

 

とか

 

昨日も映画館でチラシを見てたら

「君の肝臓を食べたい」というタイトルの映画で

「ラストにこのタイトルの意味を知る!!」

とか書いてありましたもん。

 

「ムーンライト」は全然そういう映画ではなかったので

ネタバレしようがしまいがどうでもいいんです。

 

 

えっと、ちょっとだけ映画の内容を説明すると

主人公の少年がいじめられてて

通りすがりのヤクの売人おっさんが

その子に優しくして飯とか食わしてくれるんですよ。

 

主人公の母親は父親とは離婚し

違う男を家に連れ込んだりしてヤクをやってて

主人公は学校にも家にも行き場所がない。

ある日、売人のおっさんがこの母親が自分の手下の所で

ヤクを買ってることを知るんですね。

 

「そんであいつの母親だろ!しっかりしろ」みたいなことを言うんだけど

「あんたにそんなこと言えるの!私にヤクを売っといて!」

 

そのときのおっさんの顔が

まぁ切ないっていうかね。

苦しいんですよ。

 

そんで、この主人公の少年もこのおっさんと同じような感じで

大人になって売人になるわけですよ。

そんで唯一の友達の幼馴染がいて彼が売人になったのを知って

驚くんですね。

でもその幼馴染も何度も刑務所に入ってるんですよ。

 

そんでお母さんも主人公が大人になったら

「昔は私は愛を与えられなかった。ヤクの売人を辞めて」

と息子に言うわけ。

 

 

クズばっかりじゃないか。

 

 

何故

人は

 

自分はダメだけど君なら大丈夫。

君ならできる俺は無理だけど。

君にはまともに生きてほしい、自分は道を踏み外したから。

 

と思ってしまうんでしょうかね。

他人に期待してしまうのでしょうか。

 

それが愛なんでしょうか。

 

なんて悲しい生き物なんでしょうか。

 

悲しい。

 

 

 

学校にも家にも居場所がない主人公は

まるで僕だ。

 

愛知の実家に居場所がないが

かといって東京に来たところで居場所もない。

 

孤独で死にそう。

 

でもそんなもんなんだろう。

たぶん。

 

生きることは孤独なのだ。

 

居場所のない主人公が唯一心安らぐ時が

幼馴染と海に居る時だった。

 

そういう一瞬を求めて人は

また生きるしかないんだろう。

 

あーセックスしてー。