僕らは何故東京に出るのか?永遠の中二病
僕らは何故東京に出るのか?
何故高い金を払ってまで東京に住むのか?
ってことを考えてて検索してたら面白い記事があった。
littleboy.hatenablog.comてれびのスキマっていうテレビライターの人が
芸能人が「東京」について語った記事だ。
その中のマツコ・デラックスと峯田和伸の対談の記事を引用する。
マツコ: ていうか、山形なんてみんなすることないから、童貞捨てるの早いんじゃないの?
峯田: 周りはそうでした。僕は遅かったです。東京きたらちょっとは変わるかと思ったんですけど、変わんないすね。
マツコ: みんなそういう幻想を抱くけど、それね、逆なのよ。東京ほど、アンタみたいなのが変わらないでいられる街はないわよ? 例えば山形にいたら、矯正されてたと思うのよ。
峯田: ああー、そうですね!
マツコ: 周りがほっとかないじゃない? 無理矢理、役場かなんかで働かされて、結婚もして、今頃ちゃんと生きてたと思うのよ。東京って、病気の人は一生病気でいられる街よ。で、肥大するのよ、その病んでる部分が。でも、だから面白いんじゃない?
これを読んでハッとさせられた。
ああ、そうだ。
僕らは変わりたいと思いながらも
実は変われないから東京に行くんだ。
「真面目に働く」っていうことができない。
休日とアフター5の為に週5日は真面目に働くっていうことが出来ない。
東京/くるり 「相変わらず訳の分からないこと言ってます」
そうそうそう。思い出した。
出来損ないだから東京に行ったんだ。
永遠の中二病だから。
大人になれないから。
ずっと漫画やゲームをやってたいから。
なのに東京に行って、出来損ないの中で出来る奴のフリをしてた。
「夢を追いかけてる」っていう体裁を繕っていた。
何をカッコつけてたんだ。
違うんだよ。
楽をしたいだけなんだ僕は。
好きなものに触れていたい。
適当に生きたい。
女にモテたい。
それだけでハッピーじゃないか。
人は「今あるモノで出来ること」を常に求められている。
人はそれを見たがっている。
だから誰も不幸じゃないし、恵まれてもいない。
人生はRPGじゃない、経験値はただの結果。
常に今がスタートである。
fantasy/Mr.children
「誰もが孤独じゃなく 誰もが不幸じゃなく
誰もが今もより良く進化してる
例えばそんな願いを自信を皮肉を 道連れにさぁ旅立とう」