なぜ赤飯なのか。
母がコンビニでおにぎりを買ってくると電話してきたので期待していたら
ベーコン巻きと赤飯にぎりだった。
ベーコンは許すが何故赤飯なのだ。
ここで赤飯をチョイスする人のセンスがわからない。
僕は赤飯が好きだと言った覚えもないし
初めての女の子の日が来た覚えもない。
おにぎりといえば鮭か梅かシーチキンか昆布くらいのもんだろう。
二回目の何故赤飯なのだ。
4つあるうちの一つが赤飯ならば
僕は心が広いので許すが2つで赤飯はない。
うちの母はこういうところがある。
センスがおかしい。
小学生のころ風邪で学校を休んだ時に
母がマンガを買ってきたというので
僕がウキウキしながら袋を開けたら
全く読んだことのないマンガの3巻だった。
しかも相撲マンガ。
相撲が好きだと言ったことは一度もない。
そもそも二人兄弟にも関わらず
未だに僕と兄の名前を間違えるような母である。
母の中ではおにぎりはおにぎり
マンガはマンガ、子供は子供でしかなく
大雑把に捉えていて
ディテールは関係ないのだろう。
それでももう赤飯はやめてくれ。