ほとんど家にいる

フリーター時々ニートが世の中にある「死ねばいいのに」と思ったことを書きます。

物を捨てられない貧乏性の原因。

ホームレスになった時に

CDも本も服も殆ど手放したので

実家の物の多さに腹が立ってきた。

庭にあるプレハブも車庫という名の倉庫になっている。

家の中も勿論多い。

自分の物だけ捨てても両親は捨てないので捨てる気が起きない。

”実家”というのは兎に角物が多い。

 

特に田舎はそうだろう。

再開発とか区画整理とかがないし

家とか庭が無駄にでかい。

外部からの影響も少ないので

意識が変わることもない。

 

”物が多い”というのは

つまり”物を捨てない”訳だけど

それだけの物を許容できるスペースがあるということになる。

使うか使わないかわからないものでも

とりあえずめんどくさいから置いておく

という気持ちが僕にもある。

判断を先延ばしにできるのだ。

 

決着をつけたくない。

捨てるか捨てないかの思考のめんどくささや

判断を失敗した時に後悔をするくらいなら

置いとけばいいのだ。

田舎は何事においてもそういうところがある。

人間関係にも当てはまる。

 

物を許容するスペースがある

ということは逆に言うと

人間の使うスペースなど本来は物凄い狭いのだ。

立って半畳寝て一畳と言うくらいだから。

その空いたスペースを物で埋めている。

 

よくテレビで芸能人が断捨離とか言って

何もない部屋に住んでいたりするが

あれは庶民には無理だろう。

余裕がある人でなければ物は捨てられない。

それは経済的においても

人間関係においても。

 

経済に余裕があれば捨ててもまた買えばいい話だ。

人間関係というのは

例えば僕の家に漫画が沢山あるのだが

それは誰かが家に来た時に

とりあえず漫画を読んで退屈しないでほしい

という考えが根本にある気がする。

それは漫画だけでなく昔のおもちゃとかゲームとかも

話のタネにする。

その考えが貧乏臭いのだ。

人間関係に余裕がない。

芸能人や金持ちの人は「地位」があるので

そんなことは考えなくていいから物を持っていなくていい。

 

同じような例がある。

僕は小中学生の時に

机の中にはさみ、ボンド、のり、テープ等

みんながマストで持っていない文房具を用意していた。

それは誰かに貸して役に立つためだ。

ハナからモテる奴はそんなことはしなくてもいい。

これも人間関係に余裕がないからだ。

「地位」がない。

 

往々にして物を沢山持っている人は貧乏か貧乏性なのだ。

でもしょうがない。

ルンバを動かして空気清浄機を動かして除湿器を動かして

「窯でごはんを炊くと全然違うんですよ~」とか言って

ガラステーブルにトイプードルを飼っているような

キレイな家に住んでいる芸能人とは違うのだ。

特定の誰かを言っているわけではなく

いけすかない芸能人のイメージだ。

そもそも空気清浄機や除湿器なんて概念は田舎にない。

僕は金持ちになってもルンバを買わないと決めた。けっ!

 

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(家にあった捨てられないもの)

 

 

余談だが田舎は食い物も多い。

余っている。

飲食店やコンビニが多いので都会も余っているはずだが

都会は他のことに金をかけるので少なく感じるのだろうか。

 

田舎には土地も家も食い物も余っている

それなのに多くの人が都会に出て

貧乏暮らしをしている。

うまくいかないものだなこの社会。