ほとんど家にいる

フリーター時々ニートが世の中にある「死ねばいいのに」と思ったことを書きます。

BankBandの「こだま、ことだま」を聴く。

Bank Bandの「こだま、ことだま」という新曲を聴いた。

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「carry on, carry out 僕は僕を奏で 夢を並べ君と響き合える」

 

素直に感動した。

「carry on, carry out」

というのは桜井さんの師匠のKANの愛は勝つのオマージュだろうか?(笑)

 

しかし桜井和寿という人はどうしてこうも

前向きな言葉を並べられるのだろうか。

前向きといっても彼は「信じれば叶う」みたいなことを言って

詞に対して無責任な奴とは違う。

 

勝者の立場からの目線ではないのだ。

ちゃんと夢の後先が必ずしもいいものではないことを知っている。

だからすごいし、どちかというと彼の方がおかしい。

リアルを見つめながら

ニヒルにもならない。

 

しかしそれこそが人間だったりする。

だからこそMr.childrenというバンドが普遍性をもって

長年愛されているのだろう。

彼は僕らの惨めな生活を知っている。

希望を歌いながら絶望を歌っている。

 

「こだま、ことだま」に関して言うと

くるりの「glory days」にテーマ的にもPVも似ている気がした。

 

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くるりの岸田氏の”照れ”や意味があるのかないのかよくわからない

歌詞もそれはそれで好きだ。

日本のロックバンドとしての体裁を保ちつつ

壊していくチャレンジ精神もすごい。

 

というか歌うことに対して無責任になれない人は

照れて普通そっちの方に行くのだ。

桜井和寿はやっぱり異常だ。

照れない歌を僕も作りたい。