「なんでも言える社会」は「なんにも言えない社会」と等しい。長谷川豊騒動に思う。

 

 

headlines.yahoo.co.jp

 

長谷川豊アナの騒動を聞いて思ったこと。

 

勿論これは

自分で蒔いた種で

お前こそ自業自得だ!

と言われんばかりだが

全部の番組を降板とは…。

 

どこか一部の局は彼を守るというような

ことがあってもいいだろう。

水面下ではそういう動きがあったのかもしれないが…。

 

僕は前に

「裸を売るなんてことは後ろ暗くあれ」とも書いたが

全部がフラットになり相対化して

地続きの世界になってしまうと

こういうことになりがちだ。

 

一度失敗してしまうと

逃げ場がないのだ。

 

例えば数日前に書いた

アニメがジャンルのセンターに来てることに対する

僕が抱く違和感もこの問題と似たようなものである。

 

深夜ラジオのコソコソ話も今は

ヤフーのトップで白日の下に晒されてしまう。

 

 

しかし

そういう世界になったことによって

救われた人たちもいるし

お金を稼げた人たちもいるし

 

長谷川さん自身も

フジテレビという企業をやめて

自由に発言できる所に

自分から移ったので

本当に自己責任で片づけてしまえば

それまでなのだが

 

でも

誰だって失敗くらいするじゃん。

 

 

この前も女性歌手が

昔に裸写真をネットに載せてたとかで

活動休止になってたけど

「いや!そんな過去もあったけど

だからこそ私たちはこの子を応援するぞ!」

っていう会社があってもいいだろう。

 

そういうことを支持する人たちだっているはずだろう。

 

勿論僕らの方にも

何か問題をあった人に対して

みんなで寄って集って攻め過ぎで

 

しかも別に一人一人はそんなに自覚なかったりして

本人に届くときに雪だるま式になったり

そもそも石のつぶてでも

何百何千と当たると痛いんだよ。

 

 

じゃあ視聴者や所謂大衆の方が

すべて悪いのかというと

そういう風にも思わなくて

テレビを作ってる奴に

「視聴者が文句を言うから面白い番組を作れない」

ということを言われることほど

腹が立つことはない。

 

作る側のお前が責任を持てばいい話だろ!

要は責任を持ちたくないだけだろ!

そもそもクレームがあるから面白くできないなんて嘘だしね。

絶対。

 

世界中の人に反対されても

俺はこの子が好きだ!

って言えばいいじゃねーか。

お前は大多数の人が賛成してることしかやんねーか?

つまんねー奴だな。

そんなこと言う奴は

何やったってつまんないよ。

 

これは関係ないけどずっと思ってたことで

三宅洋平って人が参院選に出たときに

「俺以外もロン毛でヒゲモジャの政治家はいるよ」

ってのをアピールしててすげぇダセえなと思った。

 

お前以外にもいるからなんなんだ。

 

そんな人の歌は全く響かん。

 

 

僕は

「今の芸人には皮肉がいらない」とも以前書いた。

ビートたけしが出てきたときに

人気を得たのは

一般大衆が思ってても

言っちゃいけないことを

言ってしまったからで

 

それが今は逆転していて

 どんどんどんどん

なんでも言える社会になり

 

なんでも言える社会は

なんにも言えない社会と等しい

ような気がしてきた。

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