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天才シンガーソングライタークリエイターラッパーブロガーコンビニ店員のブログ

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『シン・ゴジラ』の市川実日子は「オタサーの姫」である。

今日は自転車を直しに行った。

その勢いでそのまま自転車で2時間をかけて

映画館でシン・ゴジラを今更見た。

ありあまる性欲体力。

 

しかも自転車屋の兄ちゃんが

あまり空気を入れてくれなかったので

帰り道でタイヤがべこべこになり

19時くらいに出発して

帰ってきたのが3時半である。(途中少しポケモンをしたが)

ありあまる性欲時間。

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シンゴジラ感想

 

シンゴジラの感想は

概ね面白かった。だが途中で飽きた。

世間で騒ぐほど面白くはなかった。

5点満点で☆3.5(今日から始まった点数制度

 

まずCGが凄い

ゴジラの気持ち悪さが凄い。

わかりやすい。

 

 

以下長いので暇な人は読んでください。

 

 

しかし

この映画は同人誌ならぬ同人映画だなと思った。

 

同人映画とは何か?

 

パロディではないけど

物語を真正面から捉えず俯瞰的に描き

キャラありきというか

キャラ萌えありきの

わかりやすーい作品。

 

前にも書いたけど宇多丸氏が

「映画が同人誌的になり、求められるものが変わってきている」

というようなことをラジオで言っていた。

それはシンゴジラも監督した庵野秀明

ヱヴァンゲリヲンの回での発言だったのだ。(序だかQだか忘れた)

 

音楽界でも割と似たようなことは起こっている。

ミュージシャンのメッセージとか聴くくらいだったら

今少しでも楽しませてくれよ

このお金の分だけ

という感じがある。

 

どうせ物語と言うのは

嘘なんだから

同人誌的な楽しみ方で

得をしたい。

 

たぶん世界は変わると思っちゃいないし

エンタメにあまり期待してないのだと思う。

あと損をしたくないという心理が大きいし

現代は誰にでも発言できる社会で

主役は自分に移っているのだ。

あくまで地続き。

 

でも「どうせ嘘だから」言ってる人の方が

甘い言葉に弱いというのも事実である。

 

 

シンゴジラの話に戻る。

僕は市川実日子の役はオタサーの姫なんだと思った。

だからツイッターとかでオタク系の人に人気なんだよ。(なんとなく人気があることは知っていた。)

 

この映画若い女がほぼ市川実日子石原さとみしか出てこなくて

あとはおっさんばかり。

その中で市川実日子は薄化粧なオタサーの姫なわけ。

 

途中、片桐はいりが用務員で出てくるんだけど

あれ片桐はいりである必要がない。

コントラストで(失礼な)市川実日子をかわいく見せたいんだと思う。

 

そんで

あの長谷川博己を中心とした政府の集まりを

特撮サークルとか

ゴジラサークルとか

まぁなんでもいいんだけど

大学のサークルと捉えればすごく腑に落ちるなと。

同人映画になってるのも。

 

石原さとみはテニスサークルから来たみたいな感じ。(部外者だし。市川とは対照的に化粧も濃いし)

 

90年代のゴジラとかって

確か少年とかが主人公だったと思うんだよ。

それで裏に人間の物語も多少あったりして。

 

でも今回のシンゴジラ

サークル外の人は完全にMOBなんだよね。(MOBの中にたまにレアがいる)

都民のみなさんがどうのこうの一応言うんだけど

口だけだし。

 

なんか最後も「ゴジラとの付き合いはこれからうんたらかんたら」

とか言って良さげ話で終わるんだけど

いやー人死にまくってるやん。

 

そういう所を一切排除したのがこの映画なのね。

一言で言えば行間がない。

 

カットもめちゃくちゃ早く切り変わって

あれは何が狙いかと言うと

スピード感を出して飽きさせないのもあるんだけど

行間を敢えてなくしてるんだよね。

 

だから記号の羅列なんだよ

この映画。

 

それが悪いってんじゃなくて

ここまでやり切った映画と言うのは

なかなかない。

開き直ってる。

 

たぶんね

監督がアニメから来た人だからそれが出来た。

普通の監督ではあそこまで割り切れない。

 

アニメ的とも言えるけど

アニメとか漫画の実写映画とか

逆にもう始めから一つ乗っかってるから

ここまでやる必要がない。

アニメの人が実写に来たから出来た。

 

で、この選択は正解だったと思う。

 

だって

「今更ゴジラかよ!」

ってのがあるじゃん。

始めからあるんだよこれが。

特に若い人たちにとっては古臭いイメージが。

しかもハリウッド版が失敗してるし。

 

これをどうやって乗り越えるかと言うと

まずCGのゴジラには自信があっただろうから

要はさ、人間パートをどうやって描くかなんだよ問題は。

ずっとゴジラを出しておくわけにもいかないし。

 

それで庵野秀明が取った手法が

 

同人化

記号の羅列

行間の排除

 

全部似たようなことだけどね。

すごく今っぽいというか

若者に受けやすい作り。

 

っていうか絶対製作費が馬鹿高いだろうし

ちゃんとウケるものを作ったと思うんだよな。

 

同人化と言うのはちゃんとした狙いで

「今更ゴジラってw」って見に来た人一回目の人も

ツッコめるような作りになってんだよね。

 

つまり

「今更ゴジラってw」のとこから作り始めてるから

若者も入りやすいってわけ。

 

で最初から最後まで記号の羅列行間の排除をした

庵野秀明は素晴らしい。

そういう意味で☆3.5

(4にしようか迷った。)

 

とは思うが

何回も観に行くか?と言われると

僕はそこまでではないし

感動とかもしない。

だって記号の羅列だもん。

 

正直中盤のゴジラが固まったあたりから

退屈になってきた。

 

ソフトバンクのホワイト家族のCMを

ゴジラ」というテーマで撮って

延々流すと「シンゴジラ」という作品になるって感じ。

プラスゴジラのCGね。

 

だから途中で飽きるんだけど

ただ1800円の元は取れる(僕はポイントでタダで見たが)

という

非常に今っぽい映画だったなと思う。

 

たぶん何回も観る人ってオタサーの中に自分が入れた感覚の人だと思う。

ツイッター界隈でウケがいいのもそういうこと。

 

正直「大名作だ!」

という感じは全然しないんだけどな…ぼかぁ。

 

「君の名は」が売れるものを突っ込んだと批判されたが

どっちかというとシンゴジラの方にそれを感じた、

 

今の時代ネットの評判がかなり大きいんだよな映画って。

映画は料金が高いしみんな評判を見てから観る傾向にあるから。

ツイッターとかやってる割とオタクに近い層に響かせて

それが一般層も呼ぶんだよね。

ツイッターを見ると一つの作品を越えて

「シンゴジラ」も「君の名は」も意思表明になってんだよね。

 

でもやりきったのとヒットさせたのは素直にすごい。

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