ほとんど家にいる

フリーター時々ニートが世の中にある「死ねばいいのに」と思ったことを書きます。

トランプ大統領誕生と「世界に一つだけの花」

トランプ勝ちましたね。

 

僕がアメリカ人でも

トランプに投票していました。

 

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何故かというと

中国とか北朝鮮とかISISとか

人権無視で働かせる国と我々は取引してるわけですし

タックスヘイブンとかもあり

国連はもはやお飾りだし

という状況で

世界が同じルールではない以上

鎖国に向かうしかないでしょう。

 

日本は鎖国してた江戸時代が一番平和だったとか言うしね。

 

そんでもってAI(人工知能)が進化すると

労働力は更にいらなくなるので

このままだと労働環境ってのがよくなる見込みは

あんまないっすよっていう。

 

鎖国」というのは言い過ぎかもしれませんが

「とにかくグローバリズム」から

「個対個」の関係に戻るのでしょう。

国同士の付き合い方も。

 

消極的な選択にしろ

再分配の制度が整っていない以上

人類はそう選択せざるを得ない。

前時代的かもしれないけど。

 

不法移民の人とかはかわいそうだけど

だってヒラリー側が対案として再分配を示せないんだもん。

(しかも自分は裏で莫大な金を貰っているという)

ベーシックインカムくれるっつーなら

ヒラリーでもいいけどね。

 

今の世界のまま継続していくとアメリカは

一部の金持ちの街とあとはスラムになるでしょ。

(それでも金持ちは困らないのが問題)

このままだと貧乏人同士で共倒れなんですよ。

 

自分に余裕がないと

他人を助けられないんですよ。

 

グローバリズム」を実現したら

世界が良くなると思ってたのに

あれ?金持ちは更に金持ちになってるし余計酷くなってね?

っていう思いをみんな持っているのでしょう。

 

しかもAIの進化で人間は

コンピューターより安いコストで雇われますからね。

むしろ労働時間は増えている感じさえします。

 

 

JPOPとグローバリズム

 

 

それにしても面白いなと思うのは

グローバリズムの終焉としてのトランプ大頭領誕生。

世界に一つだけの花」(シングルは2003年発売)と歌ってたSMAPの解散。

セカイ系以後の世界を示した「君の名は」の大ヒット。

 

似たようなことが同時に起きていることですね(え?無理やり?(笑)

無理やりではありません。

今年はエポックな年なのでしょう。

 

そもそもセカイ系的な価値観とはなんなのか

前にも「君の名は」の感想で書いたんですけど

www.syoto1988.com

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例えばJPOPで言うと

宇多田ヒカルの「誰かの願いが叶うころ」とか

BUMPの「カルマ」とか(共に2006年発売)

「自分がいることでだれか傷ついている」という

グローバリズムの影響を感じさせ

そんなこと言わなくてもわかってるよ!とツッコみたくなる

ある種の自意識過剰な考え方。

まぁ優しさとも言えるかもしれないが。

 

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君たちは世界に一つだけの花なんだから

他人の気持ちを考えよう

みたいなね。

 

遠慮しよう

みたいなね。

 

なんつーか

俺が一番繊細だ!

みたいな。

 

繊細IPPONグランプリ

ゼロ年代初頭から始まったんですよ。

 

 

でも遠慮しても

結局馬鹿が得してるじゃねーか!

 

という不満はここ数年の社会に充満してるような気がしますね。

 

結局平等じゃないじゃんっていう。

 

「君は世界に一つだけの花なんだよ~」ってのは

ある種のまやかしだったんですよね。救いでもあるけど。

ホントは生存競争なんですよ。

戦いなんですよ。

 

最近、子供を心臓病と偽って募金を集めた詐欺のニュースをやってますけど

こういうのって「40代ニート」だったら金が集まるんだろうか?と

ちょうど考えてたんです。

そんなに集まんないでしょたぶん。

 

だから自分はオンリーワンでも

他人にとって自分の命は平等じゃないんですよ。

だからこそ政治家がいて政府があるんです。

 

女の子を口説かないと

子孫を残せないまま死ぬんです。

 

繊細でも得することってほぼないっていうか

人の気持ちなんてどんだけ慮ろうとも

わかんないんですよね。

だから自分の欲望のままに動くしかない。

っていう感じがここんとこの社会の流れにある。

 

だから嘘つきな金持ちのヒラリーより

正直な金持ち(に見える)のトランプの方がいいんです。

 

かといって過去のすべてを否定する必要もないんだけども。

自分に余裕がないと他人も助けられない

ということが言えるんですな。

 

そして「世界に一つだけの花」を

思春期ド真ん中に浴びせられた僕らは

もっとタフになられなければいけないと

思うのでした。