ほとんど家にいる

フリーター時々ニートが世の中にある「死ねばいいのに」と思ったことを書きます。

歌に感情は込めるべきか?

歌に「感情を込めるべきか否か」というのが気になって調べた。

八代亜紀はテレビで「歌手は代弁者なんだから感情を込めない」と言ってたらしい。

そういえば忌野清志郎も昔似たようなことを言っていた。

ミスチルの桜井さんはキリンジの歌をカバーするときに

朴訥と歌うキリンジに対し感情的に歌えば違った感じになると言っていた。

でも「自分だけの歌になってしまう」とかいう理由で、ステージ上で泣くのは嫌がっていた。

 

しかし、僕から見れば清志郎なんかめちゃめちゃ感情を込めているように見える。

『感情』とはなんぞや?と考えて

清志郎の『スローバラード』を聴いてみる。

そこで気づく。

あぁ『感情』とは『聴き手が抱くもの』だったのか。

 

清志郎を見て抱く感情は

僕の感情だったのだ。

それを歌い手の感情だと思わせるのがトリックだ。

 

歌う側に出来るのは景色を見せることだけなのだ。

それが出来ない人は『物語』を引き連れて出てくるが(笑)

 

どの世界でも成功している人ほど

自分というものがない気がする。

滅私している。

 

この前、ふと思ったが

ネット上というのは我我我我ばかりだ。

自分は何も与えないくせに

自分の願望ばかり書いている。

 

特に僕なんかそうだ。

こんなやつは偉くならないだろう。