ほとんど家にいる

フリーター時々ニートが世の中にある「死ねばいいのに」と思ったことを書きます。

最近タバコを吸い始めたことについて

30歳からタバコを吸い始めた。

性格には29。

 

それまではタバコの新作のモニターのバイトでしか吸ったことがなかった。

その時も普段吸っている人が対象なので、バレないように吸い方の練習をしていった(個別面談で必死に嘘をついた)ほどにタバコに縁がなかった。

 

大体タバコというものは男友達とか不良の先輩に勧められてとか、そういう感じで吸い始めると思うが中学校に行かず高校をすぐやめた俺には吸うきっかけがなかった。

まぁ父親とか兄貴は吸っていたんだけど興味がなかった。

 

そんな俺がタバコを吸い始めたのは女が吸っていたのを貰ったのがきっかけだった。

別に味が美味いとは思わないが(未だに)誰も居ない夜中の公園で吸った時に「あぁこういうことか」と気づいたのだ。

 

タバコを吸っている時間は俺の方が時間を支配している。

時間VS俺 っていう概念があってタバコを吸っている時は大体俺が勝っているのだ。

この感覚はハンターハンター(連載再開おめでとう)のクラピカの緋の目が発動してる時と言えばみんなにもわかりやすいだろう。

 

つまりもうぶっちゃけタバコを吸うということを理由にして外に出たいだけだったりする。

なにも理由がないとなかなか外に出るのは億劫だ。

特に俺なんか前世が引きこもりなんだから。

 

人間なにもせずに公園にいるというのはなかなか難しい。

例えばタバコがなかった場合公園で何を吸えばいいだろうか。

 

おっぱい

 

マリファナ

 

 

公園では吸えないものばかりだ。

 

チューペットくらいのものだろう公園でも堂々と吸えるのは。

 

夜勤のバイト帰りも朝の公園でタバコを吸うのが日課になった。

 

公園にいる人々を見て

あのおっさんいつもいるな?なんの仕事してんだろ?

と思ったりしているが

みんなからは俺がそう思われていることだろう。

人生は常に裏表だ。

 

俺が吸っているタバコの銘柄はアメリカンスピリットってやつ。

燃えるのが遅いので俺の絶対時間が長く続くのでこれにしている。

 

下北のカッコつけてるバンドマンは大体これを吸ってる。

バンドマンじゃなくとも下北で石を投げればアメリカンスピリットを吸ってる日本人に当たるだろう。

 

ふと昔の文豪たちはなんの銘柄を吸っていたのか気になった。

 

太宰治は金無いし小心者だからわかばとかかなぁ。

三島由紀夫は右翼っぽいのにアメリカンスピリットを吸ってたら面白いなぁ。

 

俺の親父はマイルドセブンを吸っていた。

昔は10ミリ、今は3ミリ。

今の時代じゃ考えられないが子供の前でもスパスパ吸いまくっていた。

タバコを吸ったまま赤ちゃんの俺が抱かれているいる写真もあった気がする。

 

そんな親父も孫の前では気を使って吸っていない。

時代の変化だろうか。

兄貴の奥さんが怖いからだろうか。

 

親父はヘビースモーカーでいつも車の中で吸っっていた。

匂いが車に染み付いていたので、タバコの匂いを嗅ぐと、たまに子供の時に車に乗ってる時の記憶が蘇る。

 

玉置浩二のアルバムが流れていたな。

カセットテープだった。

「メロディー」っていう歌が好きだった。

 

俺が歌モノとかフォークとかのアーティストを好きになったのは親父の影響かもしれない。

親父はチューリップとかオフコースも好きだった。

風呂に一緒に入った時よくチューリップ「虹とスニーカーのころ」を歌っていた。

何年か前に実家に帰った時、未だに車でチューリップを聞いていた。絢香も聞いていた。

もうカセットテープではなくなっていたけど。

 

そんなことを考えていたらタバコを吸い付くした。

 

あと、

 

タバコは身体に悪いことをしてる感じがいい。

そんなに長生きしたくないし。

 

でも俺は一日一本くらいしか吸わないし、殆どフカしてる(口に入れてそのまま吐き出すこと)ので長生きしそうだ。

 

じゃあ、またね。