誰しも大した人間ではない
大阪でお笑いライブに二回出た。
ネタ見せを二回した。
ウケたりウケなかったり
それはそうと
大阪で温泉に行った。
メガネがないとほとんど見えないので浴場の中にメガネを持っていくのだが、周りから俺の事はオツィンツィンを見るためにメガネを持ってきたゲイだと思われてるんじゃないかと自分で勝手に思ってると、その思い込みで本当に自分がそのような気持ちでメガネを持ってるようながしてきて胸板の厚いおじさんの身体が急に魅力的に見えてくるのだ。
浴場で欲情。
人の思い込みは恐ろしい。
俺が女子に拒否されていると思うのも実は思い込みで意外と女子に拒否されていない。
なーんだ意外と喋れるじゃん俺!
といつも思う。
飛び込んでみたら意外と浅いじゃん!
みたいな。
男女関係に限らず、タイのお土産をバイト先のコンビニに持っていき同僚の女子大生と旅行話に一花咲かせた時や、行きつけのローソンの女芸人にもお土産を持っていった時にも
なーんだ意外と社会に適応できるじゃん!俺れ
と思ったものだった。
懐に飛び込めばいい。
壁を作っているのはこちら側なのだ。
リア充がどうのこうのとか言ってる場合ではない。
そういう言葉が好きじゃない。
誰しもが大して立派な人生を生きてる訳ではないが
少しでも良くしようとその場所で踏ん張っているのだから。
彼はオダマサシ(34)童貞。
特に意味は無い。