お笑いの話 ホームレス生活とは関係ない話
ホームレスになってからあまり世間の情報を摂取していなくてテレビを一切見てないんだけど東京ポッド許可局っていうラジオ番組だけは聴いてる。
このラジオが面白くてさ、前にイベントにも行った(^◇^)
それでこの前の放送でマキタスポーツさんが
”面白いことではなく敢えてくだらないことを言うことによって自分の価値を高めていった”
と太田さんが自分で言っていたという話をしていた。
あー面白いなこれは!
ダウンタウンの松本さんがやったことと真逆だ。
松本さんは”俺が言うことは面白い!”っていう風に喧伝して
時代を席巻していったと思うんですよ。
その手法が漫才をやる時に照れてみたり、変な間を使ったりね
”敢えてやってるんですよ!”っていうのをアピールしていたんですよね。
やすきよのパロディだったりベタな漫才のパロディコントもよくしてましたよね。
「ベタ」っていう言葉も松本さんが流行らせたらしいですが
そもそもこれも俯瞰的な目線からの言葉ですもんね。
「すべる」「すべらない」もそうですね。
だからこそ太田さんは”くだらないことを言う”っていうカウンターで対抗したんですね。そして市場価値が高まっていったと。
ボキャブラ世代ってたぶんダウンタウンに一番影響を受けた世代だから
そういう考えを持っていたら、その中からいち早く抜け出せたのは必然だったと。
いやー面白い。
カウンターの入れ方にもいろいろあるんですね
立川談志は落語を「解体」し、ビートたけしは漫才で「逆説」を唱え
松本人志はお笑いを「俯瞰」することによって
それぞれカウンターを入れてきたんですね。
そこですよね(笑)直属の後輩というのもありますけど。
写真は何も関係ありません。
ん