PONTSUKAでのBUMP藤原の発言について
前も少し書いたけど
BUMPの藤原がメンバーのチャマが不倫で活動休止することについて
「傷ついた人に向けて音楽してるのに、誰かを傷つけてしまった」
的なこと言ってたのがほんと気になる。
活動休止することについてはスポンサーの問題とかあるんだろうが、問題はこの理屈。
そりゃリスナーの中には旦那が不倫して傷ついた人もいるだろうし、仕事のパワハラで傷ついた人、便秘で肛門が傷ついた人もいるでしょうよ。
一人一人別の苦しみがあっていい。
でも根本的に関係ないよね。
別にチャマが不倫してたことにファンやファンでない人が傷ついても、不快になってもいいけど、奥さんや不倫相手に対する償いをファンにする必要はないよね。
「傷ついた人」って一緒くたんにすることの怖さを凄く感じる。
真摯だとも思わないし。
誰かが怒ってる、ごめんなさい。みたいな感じ。
藤原みたいな考えが今の日本の社会に蔓延してるんだろう。
だからモンスタークレーマーも後を絶たないし、自粛警察みたいなものも出てくる。
内と外っていう考えがなくなってる。
そういう歌には魅力を感じないな。
昔、宮台真司がミスチルの歌について「ちゃんと主語があり相手を見てちゃんと傷ついてる」
ようなことを言ってて
BUMPも初期にメンバーや特定の人に向けて書いた歌はそれがあったけど
徐々になくなっていった感じがする。