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天才シンガーソングライタークリエイターラッパーブロガーコンビニ店員のブログ

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『SCOOP!』の感想。『そして父になる』との共通点とは?

ましゃロス恐るべし

 

一昨日

福山雅治主演

「SCOOP!」

という映画を観てきた。

 

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結論から言うと面白かったが

(大根監督なのでそんなに外れるはずはない)

客が金曜の夕方にしては少なく

僕を含めて5人くらいで

これがましゃロスか!

と思った

 

というのは

半分冗談だが

アニメ原作と若い女子向けラブストーリー以外での

集客の難しさを感じた。

実際興収でも苦戦しているらしい。

 

この映画を観に行った時の

上映前の予告でも

若い女子向けラブストーリーで

小松菜奈がキスしてて

また他の作品で小松菜奈がキスしてて。

俺にもさせろ!

 

これは余談だが

ガラガラの劇場でも僕は

真ん中の方で見たかったので

同じ列の人がいる席から一つ空けた席に座ったんだけど

そこにいるのが女の人で

カーセックスのシーンから始まった

下ネタ満載の今作で

妙に興奮したのは言うまでもない。

 

 

本編の感想(ネタバレ)

 

 

そんなことはどうでもいいとして

本編の感想である。

いや、面白かった。

(大根監督の映画なのでそんなに外れることはない)

 

テンポもいいし

音楽もいいし

福山もいいし。

 

特に大根さんは

キャスティングがうまい。

 

超豪華俳優陣!という訳ではなくとも

旬の人をうまくピックアップするので

画面が豊かに見える。

無名俳優ばかりの『恋の渦』でも同様。

バクマン』と同様に編集部のリアリティは凄いし。

さすが元テレビディレクター!

 

カーチェイスとか小さいギャグとかも

素直に面白かった。

 

『そして父になる』との共通点

 

そういえばカメラという道具は

『そして父になる』との共通点だね。

 

あの映画は写真を撮ってる父親の方が

実は子供に撮られてたという逆転現象

のシーンが大感動するわけだが

この作品も撮っている福山が

最後に撮られるという構図。

 

これは偶然なのか?

いや、そうじゃない。

 

福山雅治というスーパースターで

ある種のパーフェクトヒューマンの

パブリックイメージの人を

主役にして調理するときに

観客はえらい感情移入しにくいわけで

それに対するひとつのやり方が

視点の逆転なのだ。

 

 

気になる点

 

とりあえずツッコみどころとして

警察何やっとんねん!

と思わざるを得ないが

映画的演出と考えればよし。

 

最後の福山の写真に何が映っているか

わかりきってしまうので

福山と二階堂はセックスしない方がよかった。

 

それで

何故僕が今更ブログに感想を書いているのかというと

あまり書くことがなかったから。

 

とりあえず宇多丸氏のラジオで丁度

この映画の批評をしていたので

聞いてみることにしたところ

「大根監督の映画は無難なところに着地してしまう」

というリスナーのメールが読まれていて

そうそう!と膝を打った。

 

僕は大根監督の映画は

『恋の渦』と『バクマン

を観ている。

どちらも面白かった。

 

だがどうも、もう一歩足りないというか。

惜しいというか…。

バクマン』に関しても見た後に

ウォォォ!って感じで燃えたんだけど

なんだろう

大根作品全体の特徴として

あまり”語りじろ”がないというか。

 

「熱さ」はあっても

「カタルシス」がないのだ。

語るしす。

 

 

今作にしても「無難」とメールしていた人が言う通り

セックス中にもスクープを狙うほどの仕事への熱意なのか

それとも、もう情熱は冷めてやさぐれているのか

という演出は欲しかった。

 

劇中で言葉では福山に対して

落ちぶれているとか

借金があるとか

言うんだけど

福山がどの程度やさぐれていて

どの程度報道カメラマンに未練があるか

というのがわからない。

 

借金はあるらしいが

いい家に住んでるし

カメラマンとしての腕もいい

吉田羊も二階堂ふみも抱いているし

別にそのままでよくね?

 

という風に

観客は理屈では考えなくても

そういう所を感じ取ってしまい

カタルシスが生まれないのだと思う。

 

これは非モテ野郎がよくやる

リア充だから応援できない」

と言う批判ではない。(断じてない!)

もうちょっとさり気ない描写で

心情を掘り下げてほしいのだ。

 

”語りじろ”がないというのは

結構な言い方かもしれないが

逆に言うと大根仁という人は

凄く素直な人な感じがする。

ツイッターの画像をまんが道にしてるくらいだからな)

 

総評

映画の感想などを書くと

どうしても欠点みたいなところの方が

長くなってしまうのだが

全然面白いからね!

 

特にセンテンススプリングが猛威を振るっている

今の時代だからこそ見るべき映画だと思う。

すべてがリアルではないが

雑誌側の人たちの心情などが垣間見れるので。

まぁとりあえず

僕は護あさなのおっぱいが揉みたい。(マジで)

 

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