女の涙は男を傷つけるための武器
久しぶりに悪夢を見た。
疲れていたからかもしれない。
コタツで寝たからかもしれない。
ヒートテックのタートルネックで寝ーると首回りがものすごく疲れる気がするのだ。
夢の内容は、母親らしき人に「お前だけは絶対に許さないからな!」としきりに言っているものだった。
普段親のことは恨んでないと言っている俺だが、心の底では不登校の時に人間として欠陥品扱いをされたことを恨んでいるのかもな。
どっちにしろあの時の現実がトラウマになってるのは間違いない。
あ、きっと三日前に女の子を映画に誘ったLINEの返事が返ってこなかったからそんな夢を見たんだ。
俺の中にある「女の子に嫌われるかもしれない」という恐怖心といのは母親のイメージから来ているのか。
だいたい女というのは(こっからは一般的な女に対するただの文句)男のことをキモイとかすぐ言って汚物でも見るかのような目で見るくせに、自分が責められるとすぐ泣く。
最近よく思い出すのが小学5年生の時に俺は学校で隣の席の女とふざけた言い合いをしていた。
そういう仲だった。
何かのきっかけで俺は彼女の机の上に置いてある筆箱を手で払って床に落としたのだ。
そうしたらどうでしょう。
そんなことだけで泣き始めるのです。
俺は重罪人となり懲役30分の先生の説教を喰らう。
周囲の」あーあ、あいつやっちまったな」の目。
泣いて男を傷つけるのが女の手段だとこの時の俺はまだ知らなかった。
女は繁殖行為をするための主導権を握っている。だから奴らはいつも強気なのだ。
もう俺たちは男だけで生きよう。
男だけで同棲生活をして女など要らない生活基盤を築くのだ。
そしてそこをイケメンハウスと名付けよう。